Rigelではオーダーいただいた作品ごとに革を手染めしています。
ヌメ革のもつ自然な表情と手染め特有のムラ感が掛け合い、完成した作品は一つ一つ違った個性を纏い、使い込むことでそれぞれにまた違った風合いを増していきます。
革の染色、裁断、縫製、仕上げまで、ミシンなどの機械は一切使用せず、全てを手作業で仕立てています。
錐で一つずつ縫い穴を開け、一針一針手縫いする。
時代に反した時間と手間の掛かる作り方だからこそ生まれる、唯一無二の風合いと温もりを楽しんでいただきたいです。
Rigelの作品が出来上がるまでの製作動画を【You Tube】に多数掲載していますので
そちらも是非ご覧になってみて下さい。
金具の破損や不具合、糸のほつれ、シミや汚れなど、ご使用されていて困った事があればお気軽にご相談ください。
金具の交換、部分的な糸の縫い直し、コバの磨き直し、水性のシミ取りは基本的に無料(一部例外あり)で作家自らがご対応させていただきます。
簡単なカスタム、糸の全体的な縫い直しなども若干の工賃でお受けしています。
化学薬品を使用せず、ミモザの樹皮などから抽出される植物タンニンで鞣した革を『ヌメ革』と言います。
共に時間を過ごす程に柔らかく手に馴染み、風合いがまして愛着が湧く、この『ヌメ革』を使用して作品をつくりたいと思ったことが、私が革作家を生業に選んだ理由の一つでもあります。
革本来の魅力が詰まった『ヌメ革』を季節の色に手染めしたRigelの革作品と共に過ごす喜びを味わっていただけますと嬉しいです。
広い北海道、思い入れのある場所に季節ごと何度も足を運んできました。
そこで目にした風景から着想を得て、染料の調合を重ね、作り出した革の色です。
革の個体や箇所によって同じ染料でも微妙に色味やトーンが違って染まり、作品ごとに個性を纏います。
一つ一つの違いを個性と捉えていただける方には特におすすめしたい『Rigel』の革色をご覧ください。